ここは知名漁港です。
島の人は基本的に白浜港と呼ぶことが多いです。
写真を見ても分かるとおり、漁船がいくつもとまっています。
写真の左手のほうから、奥へ進み、ずっと右手のほうに進むとフェリーなどが寄港できる港になっています。
そこではいつも釣り人がのんびりと釣りを楽しんでいます。
ただ、波が強いときには、港まで上がってくることがあるので注意してください。
沖永良部島に台風が直撃するのは毎年のことです。
島の人も台風には慣れていますが、やはり予想以上の被害を残すこともあります。
この写真は知名漁港周辺ですが、普段は波がくることのない場所まで波が打ち寄せ、アスファルトがえぐられています(写真は携帯カメラなので見づらいですが・・・)。
ちなみにこの写真が撮られた年は家が倒壊する被害も出ましたが、けが人は1人(かすり傷)だけでした。
また、普通の台風でも港には高波が打ち寄せてきます。
下の写真の通り、港の防波堤の高さを軽々しく超えた波がきますので近寄る島人はいません。
もし、港に車があれば、あっという間にお流されるからです。
島では台風時には絶対に港などには行かないでください。
この通り、毎年くる台風は、確実になんらかの爪あとを残していきます。
それでも島人はたくましく生活しているのです。